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女優ハル・ベリーさん、更年期対策訴え 「女性は助けが必要」


 米連邦上院の超党派の議員団は2日、更年期障害や閉経に関する研究や啓発への支援を盛り込んだ法案を公表した。議員団と共に記者会見した女優のハル・ベリーさん(57)は、診察を受けた担当医が「更年期」という言葉を使いたがらなかった経験を明かし、「更年期について語るのが恥ずかしいという状況はおかしい。人生で経験するごく普通のことなのです」と訴えた。

 法案は2025会計年度(24年10月~25年9月)以降の5年間、更年期障害や中年女性の健康問題に関する研究や啓発活動、医師への教育に最大で総額2億7500万ドル(約420億円)を助成するのが柱だ。

 法案策定を主導した上院歳出委員会のマレー委員長(民主党)は「女性が抱える問題には、いまだに無視され、見落とされ、恥とされるものがある。更年期障害はその代表例だ」と対策の重要性を訴えた。

 ベリーさんは更年期に関する啓発活動を始めたことについて「すべての女性が更年期を経験する。映画を作ってきたこともよかったし、誇りに思っている。でも、人生の次の活動では、私の人生が終わった後もずっと語られるような重要なことをしたかった」と説明。自身の経験も踏まえて「女性は迷い、恐れ、助けを必要としている」と訴えた。

 ベリーさんは黒人の父、白人の母の間に生まれた。映画「チョコレート」に主演し、02年に黒人女性として初めてアカデミー賞主演女優賞を受賞。同年公開の007シリーズ「ダイ・アナザー・デイ」でボンドガールを演じたことでも話題になった。【ワシントン秋山信一】

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