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英キャサリン妃「手術時はがんではないと…」動画で説明


 英国のキャサリン皇太子妃(42)は22日、X(ツイッター)に動画を投稿し、がんの治療を受けていると公表した。がんの種類や進行度は明らかにしていない。キャサリン妃は1月に腹部の手術を受け、ロンドン市内の病院に入院したが、この時は「がんではない」と報じられていた。

 詳細な病状は不明だが、英BBC放送によると、王室は「完治すると確信している」という。王室はこれ以上の医療情報については発表しない方針。

 キャサリン妃は動画の中で、「1月にロンドンで腹部の手術を受けたが、当時はがんではないと思われていた。手術は成功したが、その後の検査でがんが見つかった」と説明。さらに「私の医療チームは、予防的な化学療法を受けるべきだとアドバイスしてくれた。私は現在、その治療の初期段階にいる」と述べた。

 がんとの診断については「大きな衝撃を受けた」と告白したが、「治療に集中し、日に日に良くなっている」と述べた。そのうえで、「がんに苦しむすべての人のことを考えている。この病気に直面している皆さん、どうか信念や希望を失わないでください。あなたは1人ではない」と語った。

 キャサリン妃は1月16~29日に腹部の手術で入院したが、「本人の希望」により病名が伏せられたため、さまざまな臆測を呼んだ。英メディアは一斉に「がんではない」と伝えたものの、病状については「深刻なのは明らか」(BBC)、「軽いとは思えない」(英紙タイムズ)と一部で重病説も報じられた。

 病状が分からない中で、夫のウィリアム皇太子の行動も注目された。皇太子は2月27日、ロンドン郊外のウィンザー城で予定されていたギリシャ王室関連の式典への出席を急きょ取りやめる一幕もあった。BBCによると、これは妻のがんが理由だったという。

 キャサリン妃は2011年にウィリアム皇太子(当時は王子)と結婚。ジョージ王子(10)、シャーロット王女(8)、ルイ王子(5)の3人の子供がいる。

 王室メンバーの病気を巡っては、チャールズ国王(75)も2月5日に自身のがんを公表している。国王も種類や進行度は明らかにしていないが、前立腺がんではないと報じられている。スナク首相は翌2月6日のラジオ番組で、「(国王のがんは)幸いなことに早期発見だった」と明かし、進行していない段階で見つかった可能性を示唆。国王の病状は比較的軽いとみられている。

 キャサリン妃のがん公表を受け、チャールズ国王は22日、「彼女の勇気ある発言を誇りに思う」との声明を発表した。スナク首相は「この数週間、キャサリン妃は好奇の目にさらされ、一部メディアやソーシャルメディア上で不当な扱いを受けてきた。治療に専念するため、プライバシーは守られるべきだ」と述べた。

 王室を離脱し、現在は米国在住のヘンリー王子と妻のメーガン妃も「回復を祈り、安らかに過ごせることを願っている」とコメントした。

 米ホワイトハウスのジャンピエール報道官は22日の記者会見で、「悲しいニュースだ。我々の思いはキャサリン妃や家族とともにある。全快を祈っている」と述べた。【ロンドン篠田航一】

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