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再入院の米国防長官 バイデン氏は職務継続「懸念していない」


 米国防総省は11日、オースティン国防長官(70)にぼうこうの異常を示す症状があり、首都ワシントン近郊のウォルター・リード軍医療センターに入院したと発表した。オースティン氏は前立腺がんの手術後、緊急入院したことをバイデン大統領にすぐに報告せず批判を浴びたが、今回はホワイトハウスや連邦議会に随時報告された。ただ、度重なる入院や治療で、健康問題への懸念が高まるのは必至だ。

 国防総省によると、オースティン氏は11日午後、身辺警護の担当者によって病院に搬送された。検査後に集中治療室に入り、12日に全身麻酔を伴う治療を受けた。職務権限は病院搬送後にヒックス国防副長官に一時委譲されたが、医師は「13日には職務に復帰できる。入院は長引かない見通しだ」としている。

 米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は12日の記者会見で、バイデン氏はオースティン氏の職務継続に関して「全く懸念していない」と述べた。

 オースティン氏は昨年12月に前立腺がんの手術を受け、今年1月には術後の合併症で緊急入院。1月下旬に国防総省での勤務に復帰した。今週にはベルギーを訪問する予定だったが、外国訪問は取りやめた。

 議会からは入院の報告・公表が遅れた問題が批判され、共和党からは辞任を求める声も出ている。2月末には議会での公聴会も予定されている。【ワシントン秋山信一】

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