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売春強要の疑いでコンセプトバー従業員逮捕 容疑者、男装して接客


 ツケ払いの「売掛金」を支払わせるため女性客を脅迫して売春させたとして、警視庁保安課は6日、東京・歌舞伎町(新宿区)のメンズコンセプトバー従業員、勝俣佑菜容疑者(23)=東京都新宿区高田馬場4=を売春防止法違反(脅迫・暴行による売春など)容疑で逮捕したと発表した。

 保安課などによると、メンズコンセプトバーやメンズコンセプトカフェ(コンカフェ)は、男性スタッフが店のコンセプトに合わせた衣装などで接客することが多い。勝俣容疑者は女性だが、「卯月舞愛(うづきまお)」と名乗り男装するなどして働いていた。売掛金のあった20代の女性客から財布やキャッシュカードを取り上げたうえ、「稼げなかったら風俗に飛ぶ」と約束させる様子を動画で撮影し、売春を強要していたという。

 逮捕容疑は2023年7~12月ごろ、女性に「立ちんぼして売春で稼いで」「逃げられないように身分証預かっておくね」などと言って顔を殴る暴行を加え、12月6日に北陸地方のホテルで売春させて得た1万円を受け取ったなどとしている。「『早くお金を持ってきて』とは言ったが、暴行したり財布を取ったりはしていない」と容疑を否認しているという。

 女性は23年4月、勝俣容疑者の勤務するコンセプトバーに通い始めた。翌5月、高級酒のボトルなどの料金として一晩で300万円の支払いを請求されたことがきっかけで、売掛金を抱えるようになったという。

 女性は7月ごろから性風俗店で働いたり、歌舞伎町の大久保公園で客待ちをしたりするようになった。風俗店勤務や売春で得た約350万円の大半が、勝俣容疑者に渡ったとみられる。

 保安課はコンセプトバーやコンカフェでも、ホストクラブ同様、料金を明示しないで酒類を販売するなど法令違反の営業をする店舗があるとみて実態を詳しく調べている。【加藤昌平】

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