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「観光旅行のてい」ラスベガスに売春あっせんか 逮捕の1人容疑否認


 米国での売春の仕事を紹介したとして、警視庁保安課は31日、デートクラブ経営、船木春香容疑者(37)=東京都青梅市二俣尾4=ら男女3人を職業安定法違反(有害業務の募集)容疑で逮捕したと発表した。3人は、日本で女性を勧誘し、米ラスベガスで売春させるあっせん行為を繰り返していたとみられる。保安課は、他にも海外での売春をあっせんするグループが複数存在するとみて実態解明を進めている。

 他に逮捕されたのは会社役員の津崎佳子(43)=品川区東大井5=と、自営業の片桐寛士(40)=名古屋市中区栄1=の両容疑者。

 逮捕容疑は2023年3月ごろ、米国内で売春させる目的で、その仕事の内容を伝えるメッセージをネット交流サービス(SNS)で30代の日本人女性に送り、有害な業務に就かせる目的で勧誘したとしている。船木容疑者は「仕事の募集をしたことは間違いないが、売春になるとは思っていなかった」と否認している。他の2人は「ラスベガスで売春すると、うすうすは思っていた」などと容疑を認めているという。

 保安課によると、船木容疑者は30代の女性と以前からの知人で、「ラスベガス交際案件 1日5時間勤務1~3件。保証180万。観光旅行で来たというていで入国となります」などと渡米を持ちかけたという。津崎容疑者はコーディネーター役で、片桐容疑者は現地で通訳を務めていたとみられる。女性は自ら、観光名目で渡米手続きをしていたとされる。

 女性は警視庁に「以前にも、別のグループの仲介で中東や東南アジアで売春をしていた」などと説明しているという。渡米後、女性は現地の売春あっせん組織との間で接客や報酬を巡ってトラブルになり、米国の捜査機関に事情を話したことで事件が発覚した。【加藤昌平】

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