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大盤解説は満席 80万円プラン参加、推し活女性「値段以上の価値」


 島根県大田市三瓶(さんべ)町志学の国民宿舎「さんべ荘」で27日、第73期ALSOK杯王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)の第3局が始まった。大盤解説会は約150人が藤井聡太王将(21)と菅井竜也八段(31)の対局を見守った。

 畠山鎮八段や藤井奈々女流初段らが解説に登壇し、モニターに映し出された対局の様子を見て駒を動かしながら展開などを説明。ユーモアを交えた軽妙なやり取りで盛り上げた。同県出雲市の小学6年、日野佑真さん(12)は「分かりやすい解説で楽しく将棋を学べました。プロは一手ずつ、よく考えて指しているんだなあと感じた」と話した。28日の大盤解説会は既に定員に達している。

 さんべ荘は今回の王将戦で前夜祭や初手の見学などができる宿泊プランと、封じ手の開封や感想戦の見学などができる宿泊プランを販売。それぞれ1組限定で募集し、2人1組で80万円と高額ながら、2プランで計7組の申し込みがあった。

 抽選でそれぞれ1組が選ばれ、27日は藤井王将ファンで「推し活」で知り合った友人同士という名古屋市の藤原真由美さん(56)と、徳島県吉野川市の多田真寿美さん(67)が対局場で初手の様子を見学し熱戦の雰囲気を満喫した。藤原さんは「値段以上の価値があった。夢の空間にいるようだった」、多田さんは「一挙手一投足を目に焼き付けた。近くで見ることができてとても幸せ」と喜んでいた。【目野創】

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