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道路の真ん中より右に緑色の誘導線 どう走る? 京奈和道で導入


 国土交通省和歌山河川国道事務所は、京奈和自動車道でワイヤーロープ式防護柵に接触する事故を防ぐため、一部区間の路面に緑色のライン(車両誘導線)を引いた。運転席(右ハンドル)の位置をラインに合わせ、またぐように走行することで、防護柵と一定の距離を保つ仕組み。同事務所によると西日本では初めての取り組みという。

 ラインが引かれているのは、紀の川市の紀の川インターチェンジ(IC)―紀の川東IC間(約4・5キロ)。防護柵から約1・7メートルの位置に幅20センチの緑色のラインが伸びている。まだ慣れていないのか、ラインをまたがずに、タイヤの位置を合わせて走る車も見られた。

 この区間は、対面通行区間の正面衝突事故防止のためにワイヤーロープ式防護柵が設置されている。同事務所によると、同自動車道では、設置後に正面衝突事故がなくなった一方、防護柵に接触する事故が増加。和歌山ジャンクション(和歌山市)―橋本東IC(橋本市)間で昨年度、防護柵への接触事故が99件起きており、秋田自動車道(秋田県)などで実証実験が行われている車両誘導線を導入することになった。

 同事務所によると、効果が認められれば県内の他区間への拡大も検討するという。【藤原弘】

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