特急のトイレで盗撮繰り返した疑い JR西車掌を逮捕、送検

　特急列車のトイレなどで盗撮を繰り返したとして、大阪府警は22日、JR西日本の車掌、畠山英之容疑者（32）＝京都市西京区＝を性的姿態撮影処罰法違反（撮影）などの疑いで逮捕、送検したと発表した。「約1年前から盗撮を繰り返していた」と容疑を認めているという。

　送検容疑は9～10月、大阪府内を走行する特急「はるか」のトイレや、京都市にあるJR西の施設の更衣室にペン型のカメラを設置。複数の女性の下着などを撮影したとされる。

　府警府民安全対策課によると、大阪府内のJR西の施設の女子トイレで10月中旬、女性社員がペン型カメラに気付き、盗撮が発覚した。畠山容疑者は「トイレ中の女性に興味があった」と供述しているという。【横見知佳】