大谷翔平MVPに松野官房長官「類いまれな活躍、心から敬意」

　松野博一官房長官は17日の記者会見で、米大リーグ・エンゼルスからフリーエージェント（FA）となった大谷翔平選手（29）が今季のアメリカン・リーグの最優秀選手（MVP）に選ばれたことについて「2度目の受賞という快挙を成し遂げた。明るいニュースを大変うれしく思う。投打にわたって類いまれな活躍をされたことに心から敬意を表する」と述べた。

　政府は大谷選手が2021年のア・リーグMVPに選ばれた際に国民栄誉賞を打診したものの、「まだ早いので今回は辞退させていただきたい」と辞退された。松野氏は会見で再度打診するかを問われ、「引き続き活躍されることを期待している」と述べるにとどめた。【古川宗】