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杉田水脈議員、再び「人権侵犯」認定 在日コリアンにも差別的投稿


 自民党の杉田水脈衆院議員が自身のブログなどに、在日コリアン女性らに差別的な投稿をしたとして、大阪法務局から「人権侵犯」の認定を受けていたことが分かった。杉田氏はアイヌ民族に対する同様の差別投稿でも札幌法務局から「人権侵犯」の認定を受けている。

 大阪府在住の在日コリアンの女性3人が今年2月に大阪法務局に人権侵犯被害を申し立て、同法務局から18日に結果について説明を受けた。

 3人はNGOのメンバーとして、2016年2月にスイス・ジュネーブであった国連女性差別撤廃委員会に参加。同じ場に出席した杉田氏はブログやフェイスブックで「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります」「ハッキリ言って小汚い」などと投稿し、チマ・チョゴリ姿の3人の写真も掲載した。

 同法務局の説明によると、ブログやフェイスブック、書籍などの表現など8件について調査。このうちブログの記述など5件を「人権侵犯性がある」とした。これを受け、同法務局は杉田氏に「啓発」したが、詳細は明らかにしなかった。

 60代の在日コリアン3世の女性は「アイヌ民族に続き、外国籍の私たちへの人権侵犯が認められた意味は大きく、安堵(あんど)している」と話した。

 杉田氏はこれまでLGBTQなど性的少数者や性暴力被害者への差別的な発言がたびたび問題とされてきた。今回の在日コリアンらに対する投稿については22年の国会で野党議員から追及を受けて問題となり、当時務めていた総務政務官を辞任した。【鵜塚健】

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