starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

自民新人と立憲現職の一騎打ちか 衆院長崎4区補選、10日告示


 北村誠吾・元地方創生担当相の死去に伴う衆院長崎4区(長崎県佐世保市など)の補欠選挙(改選数1)が10日告示される。自民党新人と立憲民主党現職による与野党一騎打ちの構図となる公算が大きく、選挙結果は岸田文雄首相の衆院解散戦略に影響することから注目を集めている。ただ、地元の有権者の関心は低く、両陣営とも懸命に浸透を図っている。投開票日は参院徳島・高知選挙区補選と同じ22日。

 立候補を表明しているのは、自民新人の金子容三氏(40)と、立憲現職の末次精一氏(60)=比例九州=の2人。

 金子氏は長崎県知事や農相を務めた原二郎氏の長男だが、大学卒業後は証券会社に勤務するなど政治経験はない。党の組織票固めを進め、業界団体からも推薦を取り付けたほか、公明党にも推薦を要請。若さを前面に押し出し、強い農林水産業の創出などを訴える。

 末次氏は前回2021年衆院選で自民の北村氏に391票差まで迫り、比例復活を果たした。社民党や連合長崎の推薦のほか、国民民主党からも支援を受けるなど野党共闘を進める。物価高やエネルギー高騰への対策など、生活者目線の政治の実現を強調する。

 長崎の衆院小選挙区は4あるが、小選挙区定数の「10増10減」で次期衆院選からは1減の3に。現4区はエリアを拡大して新3区となり、今回の補選が「長崎4区」としては最後の選挙となる可能性が高い。【綿貫洋、松尾雅也】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.