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東山氏、ジャニーズ社内は「喜多川氏は絶対的存在、風通し悪かった」


 ジャニーズ事務所の前社長、ジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題を巡り、同事務所は7日、東京都内で記者会見を開いた。新社長の東山紀之氏は事務所内の雰囲気は「風通しが悪かった」と指摘。組織づくりについて、社長が「権力を持たないことが重要」などと述べた。報道陣との主な一問一答は以下の通り。【デジタル報道グループ】

 ――事務所はどういった雰囲気だったか

 ◆(東山氏) 喜多川氏は絶対的な存在で、風通しは悪かったと思う。それを変えるべく僕らはやっていく。喜多川氏と姉の藤島(メリー泰子)氏の専制的な中でやっていた。ジレンマを感じていた。今後は少しでも風通しを良くしたい。ジュニアにとって、先輩は絶対だったが今後は平等に、フラットにいけるように(体制を)構築したい。

 (井ノ原快彦氏)僕はジャニーズ事務所でいえばタレントとして所属している。また、ジャニーズアイランドの代表取締役(社長)として、ジャニーズジュニアの育成をしている。オーディションは僕の好みだけじゃなく、いろいろな大人の目で見て、今後も親御さんも不安になることがないように話していきたいと思っている。僕や部下が権力を持たないようなやり方を考えていく。

 (東山氏)僕も同じ考えだ。権力を持たないと言うことが重要だ。「チーフコンプライアンスオフィサー」という厳粛な目で僕らを見張ってくれる存在をつけることになっており、気をつけていきたい。

 ――ファンがショックを受けていると思うが、今回のことをどう謝罪、説明するか

 ◆(東山氏)過去は変えられない。裏切られたと思っているファンはたくさんいる。その信頼を勝ち取るのは至難のわざだと思う。ただ、これから僕らがつくるエンターテインメントの世界をまた信じていただくために、タレント一人一人が自覚を持って取り組むのが最終的に、近道になる。個人の力、グループの力が合わさって初めて結実すると思う。努力を続けて、信頼を取り戻すことしかないと思う。

 (藤島ジュリー景子氏)いろいろなことが起きているなかでも全く変わらずタレントを応援してくださっているファンの皆様には感謝の気持ちしかない。みんなが(性暴力の被害を受けたから)スターになっているわけではなく、一人一人のタレントが本当に努力して勝ち取っているので、そこは誤解してほしくない。安心して応援してほしい、と心から思っている。

 (井ノ原氏)ジュニアの子にいつも言っているのは、ファンがどんな気持ちで(ライブに)来ているのか、何日も前から高いチケットを買っておしゃれして来てくれていることを考えてステージに立とう、と言っている。手作りのうちわをつくって精いっぱい応援してくださっている。ずっと支えてくれたファンの皆さんとともに歩んでいきたい。これ以上ガッカリさせることのないよう、権力や風通しの話もあったが、たくさんの大人の目で見つめていきたい。(自身も)タレントとしても今まで以上に恩返ししていきたい。

 (東山氏) 僕らには命を削るほどの作業が必要だと思う。厳しさもあり、耐えなければいけない事も多々ある。陰で流す涙、汗の量は、ファンの思いに答える唯一の作業だと思うので、それを怠らないようにしていきたい。

 ――2005年に刊行された書籍「SMAPへ―そして、すべてのジャニーズタレントへ」の内容は事実か

 (東山氏) きちっと読んでいないのでわからないが、事実ではないと思う。うわさもあるので、それについては分かりかねる。

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