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栗山英樹さん“ふるさと”凱旋 おなじみの「あの靴」も限定販売


 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表「侍ジャパン」を優勝に導いた栗山英樹さん(62)を招き、JR栗山駅前(北海道栗山町)で開かれた25日の記念パレード。一帯には垂れ幕が飾られ、町の人口を超える約1万4000人が町のヒーローの凱旋(がいせん)を祝った。紙吹雪が舞う中、栗山さんは「ただいま、ありがとう」と手を振った。

 町や商工会議所などの主催。栗山さんはハイタッチなどで観衆に応じながら、軽トラックと徒歩で、駅からの約330メートルを約1時間半かけて進んだ。会場となった商店街の温度計は30度を示したが、歓声は絶えなかった。

 パレードに合わせ、栗山さんの座右の銘「夢は正夢」をあしらった記念長靴1000足が限定販売されたことも、熱狂ぶりを表した。町内で過ごす普段の栗山さんは長靴姿でおなじみだ。この日は侍ジャパンのユニホームに袖を通しつつ、足元は記念長靴だった。

 名前が縁で、栗山さんは町と1999年から交流を始めた。2002年にログハウスと野球場を備えた「栗の樹ファーム」を建て、12年のプロ野球・日本ハム監督就任後、本格的に生活を始めた。町内の今井美恵子さん(62)は「飲食店やスーパーで見かけるほどなじんでいる。町と深く関わり続けてくれてうれしい」とほほ笑んだ。

 この日、町から「町民栄誉賞」を授与された栗山さんは「栗山町は『ふるさと』。町での日々がなければ、(日本代表の)ユニホームを着ることもなかった。これだけ多くの人に喜んでもらえて幸せ」と感慨深そうだった。【後藤佳怜】

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