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手術で脚を14cm伸ばしたドイツ人モデル 「幸せ」でも相次ぐ批判


 ドイツ人の女性モデルが2度の外科手術で脚を14センチ伸ばしたと公表し、ドイツ国内に驚きが広がっている。

 「私の脚の長さは今、116センチになりました」

 ドイツのオーディション型リアリティー番組に出演して有名になったモデルのテレジア・フィッシャーさん(31)は3月、インスタグラムに膝から下の手術痕が残る自らの写真と、脚のレントゲン写真を投稿した。太ももを8・5センチ、2022年にすねを5・5センチ伸ばす手術を行い、身長は170センチから184センチに伸びたという。

 フィッシャーさんが受けたのは、脚の骨を切断し、内部に取り付けた器具を1ミリ単位で徐々に伸ばし、骨が新たに形成されるのを待つ手術だ。本来は、病気や事故で左右の脚の長さが違う場合などに行われるという。16年に1度目の手術をした後、脚全体のバランスが取れていないとして22年に2度目の手術を実施。手術代は11万2000ユーロ(約1700万円)で、手術後の理学療法や投薬にかかる費用も含めた総額は14万6000ユーロ(約2200万円)になったという。

 フィッシャーさんは理由について、中学3年生の時に仲間外れにされた精神的なダメージが残っており、自分の体から「蛇のように脱皮」したかったからだと独メディアに語った。その後、背が高くてスリムな女性を好む元夫が望んだのが本当の理由だったと説明した。

 ただ、手術に踏み切った理由が十分に理解されなかったためか、フィッシャーさんのインスタグラムには「そんなに自分に不満があるのなら、セラピーを受けたほうがよい」「超不自然で不気味だ」などの否定的なコメントが相次いだ。子供がまねをしないか心配する声や、施術した医師の倫理観を問う声も上がった。

 独大衆紙ビルトによると、フィッシャーさんは「自分の脚に満足して幸せだ」と語る一方、「(批判には)とても傷ついている。手術でようやく昔のトラウマを乗り越えたのに、なぜこんなに多くの憎しみにさらされるのか」と話したという。【ベルリン念佛明奈】

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