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逮捕の教諭、過去に被害者宅に侵入か 江戸川殺人「荷物運んだ」


 東京都江戸川区の住宅で契約社員の山岸正文さん(当時63歳)が2月に殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された区立松江第五中学校の教諭、尾本幸祐容疑者(36)=江東区大島8=が事件前にもこの住宅に侵入していた疑いがあることが、捜査関係者への取材で判明した。警視庁捜査1課は、窃盗目的で再びこの住宅に侵入し、帰宅した山岸さんと鉢合わせになって殺害した可能性があるとみて調べている。

 尾本容疑者は10日に逮捕された際、「事件には関わっていません」と容疑を否認している。

 捜査関係者によると、山岸さん宅は3階建てで、各階で室内を土足で歩き回ったとみられる古い足跡が見つかった。足跡の上に残るほこりの状況などから、足跡は事件前のものとみられ、山岸さんや同居する母親の靴の足跡とは一致しなかったという。

 一方、尾本容疑者は逮捕前の任意の事情聴取に対し「1月下旬に(山岸さんの暮らしている)住宅の近くを通りかかった際、男性に『荷物を運ぶのを手伝ってほしい』と頼まれた。『土足でいい』と言われ、土足のまま1階から3階まで段ボール箱を運んだ」などと述べていたという。さらに「その際、男性の案内で土足のまま2階と3階の部屋も見に行った」などと、過去に山岸さん宅を訪れたことがあるという趣旨の説明もしたという。

 捜査1課は、室内に残された靴の足跡は尾本容疑者のものとみており、尾本容疑者の説明に矛盾点がないか慎重に調べている。【木原真希、岩崎歩、菅健吾】

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