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初防衛の藤井聡太王将が就位式「羽生善治九段の大局観、深く感じた」


 第72期ALSOK杯王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、ALSOK特別協賛、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス、森永製菓協賛)を制して初防衛を果たした藤井聡太王将(20)の就位式が8日、東京都文京区の東京ドームホテルで行われた。新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけがこの日から「5類」に引き下げられ、4年ぶりに一般客も入れて開催された。

 佐藤康光・日本将棋連盟会長から贈位状と賞金目録が、松木健・毎日新聞社社長から王将盾が贈られたほか、特別協賛のALSOKから一生涯サービスが受けられる「ホームセキュリティー一生分」、森永製菓から「inゼリー1年分」が副賞としてそれぞれ贈られた。記念品には「将棋の勉強で椅子に座ることが多い」として藤井王将が選んだデスクチェアが授与された。

 今期王将戦は、タイトル獲得通算100期を懸けた羽生善治九段(52)の挑戦を受けた新旧王者対決となり、藤井王将が4勝2敗で制した。藤井王将は謝辞で「羽生九段の大局観を今まで以上に深く感じられる場面があった。勝者の記念撮影でのウナギのつかみ取りもよい思い出になっています」と振り返った。

 藤井王将は名人戦七番勝負で第1、2局と連勝し、谷川浩司十七世名人(61)の持つ最年少名人記録更新に向けて突き進んでいる。菅井竜也八段(31)の挑戦を受ける叡王戦五番勝負では2勝1敗として3連覇に王手をかけている。10日には唯一タイトル戦に出ていない王座戦挑戦者決定トーナメント初戦に登場し、8冠制覇を目指す。【丸山進】

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