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230人が捜索、ツチノコ発見…できず 岐阜・東白川でフェス


 ヘビに似た伝説の生物とされる「ツチノコ」を捜索する「第31回つちのこフェスタ」が3日、岐阜県東白川村神土の中川原水辺公園で開催された。コロナ禍の影響で4年ぶりの実施となったが、今回も発見できなかった。

 フェスタは村などでつくる実行委が主催し、事前に申し込んだ2000人以上が来場した。このうちメインイベントの「つちのこ本気捜索隊」は約230人が3組に分かれて参加し、地元ガイドの案内を受けながらツチノコ捕獲を目指した。

 捜索隊は会場近くの山林に入り、各組が約30分間、棒や虫取り網などを手に、大発見を成し遂げようと茂みの中を探し回った。家族とともに2回目の参加という東京都北区の男性会社員(48)は「今日は収穫ゼロだったが、ツチノコという話題一つで皆が盛り上がり、とても楽しかった。夢かもしれないが、ツチノコは存在してほしい」と笑顔だった。

 会場ではこのほかバザーやステージイベントなどもあり、人口約2000人の山あいの村は終日にぎわった。

 存在を信じるかどうかはさておき、東白川村の公式サイトによると、ツチノコは体長約30~80センチ、ビール瓶ぐらいの胴に三角形の頭が特徴だ。村には昭和のころから20件ほどの目撃例があるといい、「ツチノコ多発地帯」を自負する。

 フェスタは捕獲者に賞金100万円を贈るとして1989年に始まった。未発見の場合は翌年に原則1万円が上積みされる“キャリーオーバー”が続き、今回の賞金は131万円まで膨らんでいた。【安達一正】

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