ゴールデンウイーク（GW）が29日に始まり、都内でも各地でさまざまなイベントが開催される。都がイベントを検索できるホームページ（HP）を用意した他、観光スポットでもさまざまな企画が展開される予定だ。
都はGWに子どもたちが楽しめるイベントやオンラインコンテンツを紹介するインターネットの特設ページ「都こどもの日スペシャル」を公開した。
2022年度は都のイベントを掲載したが、今年度は対象を区市町村や企業などが開くものにも拡大した。閲覧する人が開催日やエリア、対象年齢のほか、「スポーツ」や「文化・芸術」「環境」といったカテゴリーを指定し、好みのイベントを検索できる仕組みになっている。
28日までに、ミニこいのぼりづくり（29日）や星空観察会（5月3日）、みどりの日（同4日）の都立庭園無料公開、こどもの日（同5日）の武者かぶと作り体験など計157件が登録されている。【福島祥】
スカイツリー 「台湾祭」開催
東京スカイツリータウン（墨田区）では、台湾の食文化やディズニー創立100周年記念など、幅広い年代が楽しめるイベントが企画されている。
「台湾祭」と銘打ったイベントは5月7日までと同10～28日、スカイツリータウン4階のスカイアリーナで開催。現地の「夜市」をイメージした会場はランタンが彩りを添え、煮豚を載せた「魯肉飯」や焼いた肉まん「胡椒餅」といった台湾名物の“屋台メシ”を楽しめる。
こうした主要メニューに加え、期間前半は台湾北部エリア、後半は南部エリアのメニューが登場。お土産や台湾マッサージ、運勢占いにエビ釣りなどの各種コーナーも用意した。
こどもの日を記念したイベントでは、スカイツリーのそばを流れる北十間川でこいのぼりの掲揚が4年ぶりに復活。ディズニー創立から10月で100周年になることを記念し、7月19日までスカイツリーの天望回廊や天望デッキで記念イベントを開催する。詳細はスカイツリーのホームページで確認できる。【千脇康平】
東京タワー こいのぼり333匹
東京タワーでは、タワーの高さ333メートルにちなんで333匹のこいのぼりが空を泳いでいる。毎年恒例の行事で、GW期間中の5月7日まで飾られる。今年は世界で人気の子ども向けテレビ番組「セサミストリート」とコラボ。エルモやクッキーモンスターなど、人気キャラクターが描かれた40匹の特製こいのぼりも交じっているという。【加藤昌平】
