わいせつ行為で県職員を停職処分 横浜の市立高教諭も 神奈川

　神奈川県は28日、酒に酔った地域県政総合センターの男性職員（39）が、女性職員にわいせつな行為をしたとして、同日付で停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。

　県によると、男性は2022年3月19日、知人の結婚披露宴2次会で、就寝中の女性の掛け布団に手を入れ、胸を触ったという。准強制わいせつ容疑で書類送検された後、示談が成立。横浜地検横須賀支部で不起訴処分になった。男性は「酒に酔って覚えていない」と話しているという。

　一方、横浜市教育委員会も28日、市立南高の男性教諭（29）を同日付で停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。22年11月、体育の筋肉トレーニングで、複数の3年女子生徒の太ももや腰などに触れたという。「変な意図はなかったが、嫌だったのなら申し訳ない」と話しているという。【岡正勝】