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首相襲撃 和歌山県警警察官が爆発物にいち早く対応 SNSで注目


 岸田文雄首相の足元に転がり込んだ筒状の不審物をカバン型の防護板ではらいのけ、自分の体を首相に押し当てて不審物との間に入り込み、防護板を広げる――岸田首相襲撃事件で、首相の近くにいて不審物に対応した男性警護員の流れるような動きがSNS(ネット交流サービス)上などで注目されている。ムダのない動きからインターネット上では警視庁のセキュリティーポリス(SP)とみる書き込みもあるが、警察関係者によると、警視庁で要人警護などの研修を受けた和歌山県警の警察官だという。

 首都を管轄する警視庁の警備部の警護員は要人警護の回数が多いため、経験が蓄積され、高いスキルを持つ。特別にSPなどと呼ばれて、テレビドラマで取り上げられることもある。

 一方、地方の小規模な県警などでは、要人が訪れる回数が少ないため、警護スキルを磨くことが難しいとされる。日本の警察では、その格差を補うため、警視庁が道府県警の警護員を1年間、研修生として受け入れるシステムがある。今回、機敏な動きを見せた和歌山県警の警察官は、この研修を受けていたという。

 2022年7月に奈良市で発生した安倍晋三元首相銃撃事件を受け、警察庁は、この研修の開始時期を春だけの年1回から春と秋の年2回に拡大した。【駒木智一、大塚愛恵】

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