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陸自ヘリ不明 中国にらみ沖縄・南西諸島の防衛強化の中


 防衛省は6日、陸上自衛隊のヘリコプターが6日午後4時半ごろ、沖縄・宮古島周辺を飛行中にレーダーで確認できなくなったと発表した。高遊原(たかゆうばる)分屯地(熊本県益城町)の第8飛行隊に所属するヘリで、当時は偵察飛行中だった。隊員10人が乗っていた。

 陸上自衛隊ヘリの機影が周辺で消えた沖縄県・宮古島を含む南西諸島では、軍事力を強化する中国を念頭に、政府が相次いで陸自駐屯地を開設してきた。

 沖縄県内では2016年に台湾から約110キロの距離にある日本最西端の与那国島に駐屯地を開設。19年に宮古島、今年3月には石垣島にも開設し、ミサイル部隊が配備された。近年は沖縄本島などで米軍と自衛隊の共同演習を実施し、有事を見据えた訓練も活発化させてきた。

 軍事ジャーナリストの前田哲男さんは「仮に海上に墜落したとすれば、高度にもよるが、隊員が生存している可能性もある」と話し、「台湾有事に絡み自衛隊は南西諸島の防衛力を強化してきた。一方で、5日には中国海軍の空母が沖縄・波照間島の約300キロ沖を航行している。こうした背景がある中、陸自ヘリが何らかの任務に当たっていた可能性がある」と話した。【平川昌範】

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