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藤井聡太王将、7冠かけ渡辺明名人に挑む 名人戦、5日開幕


 渡辺明名人(38)に藤井聡太王将(20)が挑戦する第81期名人戦七番勝負第1局(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛、藤田観光協力)は5、6の両日、東京都文京区のホテル椿山荘東京で行われる。3連覇中の渡辺名人が今期を制すると永世名人資格獲得(通算5期)に王手がかかり、藤井王将は谷川浩司十七世名人(60)の持つ最年少名人記録=21歳2カ月=の更新と羽生善治九段(52)以来の7冠がかかる。藤井王将が勢いを駆って最年少名人に輝くのか、渡辺名人が大きな壁となって立ちはだかるのか。

 両者がタイトル戦で顔を合わせるのは、藤井王将が3勝1敗で奪取を決めた2~3月の棋王戦五番勝負に続き5回目。ともに持ち時間が長くなるほど強さを発揮するタイプで、タイトル戦で最も長い9時間の持ち時間を使い、ハイレベルな読み合いが展開される。

 両対局者は、対局室で検分を終えた後、前夜祭に臨んだ。前夜祭に一般客が参加するのは4年ぶりで、渡辺名人は「名人戦に初めて出たのが2020年で新型コロナが始まった年。このような大勢の方の入る前夜祭は初めてで、将棋ファン、いたんだと実感しました」とおどけてみせ、藤井王将は「名人という言葉には子供のころから憧れの気持ちがあり、名人戦の舞台に立てることを楽しみにしていた。他のタイトル戦より長い持ち時間を使ってじっくり考えられることも楽しみ」と幼少期からの憧れの舞台に立つことを喜んだ。

 対局は5日午前9時開始。立会は中村修九段、解説は三枚堂達也七段、記録は斉藤優希三段と田中大貴三段が務める。【丸山進、新土居仁昌】

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