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大阪ダブル選 知事・市長とも維新候補リード 本社中盤情勢分析


 大阪府知事・大阪市長のダブル選(4月9日投開票)について毎日新聞は1、2日に電話世論調査を実施し、取材結果も踏まえて中盤情勢を分析した。知事選では、地域政党・大阪維新の会公認で現職の吉村洋文氏(47)が大きくリード。市長選では、維新公認の横山英幸氏(41)が優位な状況だ。ただし、両選挙とも一定程度の人が態度を決めておらず、終盤に情勢が変わる可能性がある。

 調査は在阪の報道機関5社が合同で行い、共通のデータを各社が独自に分析した。ダブル選は10年以上にわたる「維新政治」を継続させるかどうかや、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致の是非が争点になっている。

 知事選では、府内トップの政党支持率を誇る維新の支持層をほぼ固める吉村氏が安定している。非維新の政治団体「アップデートおおさか」が擁立し、自民党や立憲民主党が自主支援する谷口真由美氏(48)は自民支持層を1割程度しか取り込めず、無党派層への浸透も課題だ。共産党が推薦する辰巳孝太郎氏(46)はIRに反対する人の約2割が投票先に選んだものの、谷口氏とIR反対層を分け合う状況になっている。

 参政党が公認する吉野敏明氏(55)、政治家女子48党が公認する佐藤さやか氏(34)、諸派の稲垣秀哉氏(53)は支持に広がりを欠く。

 松井一郎市長の政界引退により新人対決となった市長選は、横山氏が維新支持層の8割超を固めた上、自民支持層も取り込んでいる。アップデートが擁立した北野妙子氏(63)はIRに反対する人の5割近くから支持されるが、古巣・自民の支持層や無党派層の支持を固め切れていない。

 荒巻靖彦氏(58)や山崎敏彦氏(44)、ネペンサ(本名・安達真)氏(48)は伸び悩んでいる。

 世論調査では、ダブル選と同日に投開票される大阪府議選(定数79)と大阪市議選(定数81)についても投票先を尋ねた。両選挙とも維新が過半数を得るかどうかが焦点になっているが、府内と市内の有権者はいずれも5割超が維新を投票先に選ぶ結果になった。【向畑泰司】

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