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共産、長崎新聞社への抗議を撤回し謝罪 除名党員インタビュー掲載


 共産党は13日、元党員でジャーナリストの松竹伸幸氏のインタビュー記事を掲載した長崎新聞社(長崎市)に対する抗議を撤回し、同社に謝罪したと発表した。小池晃書記局長は同日の記者会見で「明らかに行き過ぎた対応だった」と述べ、党本部や機関紙「しんぶん赤旗」、党長崎県委員会の関係者を注意したと明らかにした。

 松竹氏は著書で党首公選制導入などを求め、党規約に違反したなどとして2月に除名処分を受けた。インタビュー記事は党首公選制導入を訴えた理由などを語ったもので、3月6日付の長崎新聞に掲載された。その後、記事を問題視した県委員会の山下満昭委員長らが同社を訪問し「社として間違いを認め、対応してほしい」などと抗議。この経緯を10日付の赤旗が掲載し、党内外で「言論活動の萎縮につながる行為だ」などと批判の声が上がっていた。

 小池氏は会見で、今回の抗議に関し「常任幹部会で議論して決定したという経過が全くない。私も(志位和夫)委員長も相談を受けていない」などと党指導部の関与を否定した。その上で「これまで一部のマスメディアが除名を巡って事実と異なる記事を掲載した際にも、抗議という組織的な対応はしていない」と釈明し、「言論の自由は断固として守るのが党の基本方針だ」と強調した。【古川宗】

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