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藤井聡太王将が1時間12分の長考 王将戦第6局、中盤の勝負どころか


 藤井聡太王将(20)に羽生善治九段(52)が挑戦し、藤井王将の3勝2敗で迎えた第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第6局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)は11日、佐賀県上峰町の大幸園で始まり、同日午後0時半、44手まで進んだところで昼食休憩に入った。午後1時半に再開した。

 羽生九段の先手番で角換わり相早繰り銀の戦いになった本局。39手目の羽生九段の4六角まで、羽生九段が永瀬拓矢王座を相手に後手番で負けた昨年11月の叡王戦九段戦予選決勝と同じ局面となった。次の手で羽生九段は7三角と指していたが、藤井王将はわずか1分で6四角と手を変え、前例を離れた。

 43手目、羽生九段の7五歩に藤井王将の手が止まった。早くも中盤の勝負どころと見ているのだろう。1時間12分の長考で同歩と取った。立会の深浦康市九段は「藤井王将の陣営は2筋、3筋が(味方の駒で)壁になっている。6筋、7筋からうまく攻め込まれると(形勢が離れて)追いつけなくなるので慎重に考えたのでしょう」と話した。

 羽生九段が次の45手目を考慮中に昼食休憩を迎えた。消費時間は羽生九段1時間20分、藤井王将1時間44分。【新土居仁昌、丸山進】

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