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陸前高田の漁労用具など指定へ=重要民俗文化財で答申―文化審


 文化審議会(佐藤信会長)は20日、「陸前高田の漁労用具」(岩手県陸前高田市)を重要有形民俗文化財に、「川野車人形」(東京都奥多摩町)など2件を重要無形民俗文化財に新たに指定するよう、文部科学相に答申した。いずれも近く答申通り告示される。  陸前高田の漁労用具は、リアス式海岸が発達した三陸海岸南部で、多様な魚種を対象とした用具が体系的に分類、整理されており、東北地方の太平洋岸地域のなりわいを理解する上で貴重。指定される3028点のうち約2000点は、保管先の市立博物館が東日本大震災で津波の被害を受けて水没したが、今回修復作業を経て、新たに収集した約1000点を加えて指定される。   答申は次の通り(かっこ内は所有者または所在地)。 【重要有形民俗文化財】陸前高田の漁労用具(岩手県陸前高田市) 【重要無形民俗文化財】川野車人形(東京都奥多摩町)▽石鎚黒茶の製造技術(愛媛県西条市) 【登録有形民俗文化財】諏訪の下駄(げた)スケートコレクション(長野県下諏訪町)▽甲賀売薬の製造・販売用具(滋賀県甲賀市) 【登録無形民俗文化財】能登のいしる・いしり製造技術(石川県)▽近江のなれずし製造技術(滋賀県) 【記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財】大山こまの製作技術(神奈川県伊勢原市)▽北浦地方のサバー送り(山口県長門市・下関市)▽大白木の亥の子さま(佐賀県唐津市)(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕陸前高田の漁労用具(陸前高田市立博物館提供)
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