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東北の犠牲者も追悼=「これからも絆深める」―阪神大震災28年・兵庫


 阪神大震災から28年を迎えた17日午後、兵庫県三木市で、ボランティア団体「神戸・心絆(ここな)」が東日本大震災の被災者を招き、追悼行事を行った。「これからも絆を深めていく」。参加者らは、同震災の地震が発生した午後2時46分に黙とうをささげ、二つの災害の犠牲者に手を合わせた。  行事では、「つながり」「備える」などと手書きのメッセージが入った竹灯籠約1200本が並べられ、宮城県名取市などから訪れた11人を含む参加者約60人が黙とうした。  こうした交流は、心絆のメンバーが東日本大震災で津波被害を受けた名取市閖上地区を訪れ、ボランティア活動をしたことをきっかけに、2012年に始まった。毎年3月と8月に同市で行われる追悼行事には、心絆のメンバーが竹灯籠を携えて参加している。  心絆の杉山正秀代表(62)は「二つの震災の追悼に終わりはない。これからも絆を深めていく」と強調。閖上中央町内会の長沼俊幸会長(60)は「毎年一緒に手を合わせて祈る友だちのような関係。交流が続いてうれしい」と話した。  長沼会長らは17日午前、兵庫県などが開いた阪神大震災の追悼行事にも参加した。同行した名取市の保育教諭鹿又さやかさん(32)は「二つの震災で、たくさんの命が亡くなったことを子どもたちに伝えたい。被災地の神戸を訪れて学べたことも大きかった」と語った。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕東日本大震災の地震発生時刻に合わせ、二つの震災の犠牲者らに黙とうをささげる人たち=17日午後2時46分、兵庫県三木市 〔写真説明〕阪神大震災と東日本大震災の追悼行事で、竹灯籠に火をともす参加者=17日午後、兵庫県三木市
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