マスク外し反則「妥当」＝佐藤九段の不服認めず―将棋連盟

　将棋の対局中にマスクを外し反則負けとされた佐藤天彦九段（３４）の不服申し立てについて、日本将棋連盟は１３日、判定は妥当との裁定結果を発表した。 　連盟によると、佐藤九段は昨年１０月２８日の永瀬拓矢王座（３０）との対局中、約１時間マスクを着用しなかった。 　佐藤九段は「故意ではなく不注意による過失」と主張し、判定の取り消しを申し立てたが、連盟は「コロナ対策の臨時規定は感染拡大防止の徹底が趣旨で、過失事案にも妥当する」などとして退けた。　（了）【時事通信社】