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EVも個性で勝負=車技術が存在感―米家電見本市


 【ラスベガス時事】米ネバダ州ラスベガスで開かれている米家電IT見本市「CES」で、電気自動車(EV)など車関連の展示が存在感を示している。世界的な「脱ガソリン車」の流れに乗って開発競争が激化するEVだが、各社は個性的な機能で差別化を図ろうと躍起だ。  ソニーグループとホンダが昨年立ち上げたEVの合弁会社「ソニー・ホンダモビリティ」(東京)は、新ブランド「AFEELA(アフィーラ)」の試作車を披露した。持ち主が近づくと、車の前後に取り付けた細長いディスプレーが光って反応したり、充電状況を知らせたりするなど「ユーザーとのコミュニケーション」(同社)をとれるのが持ち味。車内で楽しめるゲームや映画などの娯楽機能も充実させ、2025年に受注を始める予定だ。  ドイツ自動車大手BMWは、車体の色や模様を自在に変えることができる試作EVを発表した。色は最大32色、模様は「ほぼ無限大」(同社)に切り替え可能だ。欧米大手ステランティスは、飼い犬のように持ち主の後を自動でついてくる機能を搭載したピックアップトラック型の試作EVを紹介。「荷物を持って車に戻りたい時に、長い距離を歩かずに済む」(同社)と売り込む。  自動車大手はガソリン車の製造販売で圧倒的な強みを持つものの、EVでは米テスラに後れを取っている。新興企業や他業種からもEV市場への参入が相次ぐ中、自動車大手は知名度や技術で対抗すべく、多彩な機能をアピールしている。  人に代わって機械が運転操作を行う自動運転技術の展示も盛況だ。英高級車ベントレーの自動運転車ブランド「ホロン」と、ドイツの自動車部品メーカーZFは自動運転EVを出展した。それぞれ15人と22人が乗車でき、公共交通での活用を想定している。どちらも限定地域で運転者がいない完全自動運転が可能な「レベル4」の技術に対応し、数年以内に米国などの公道を走る見通しだ。 【時事通信社】 〔写真説明〕ソニー・ホンダモビリティが米家電IT見本市「CES」に出展した電気自動車(EV)の試作車=5日、米ネバダ州ラスベガス 〔写真説明〕ドイツ自動車大手BMWが米家電IT見本市「CES」に出展した、車体の色や模様を切り替えることができる電気自動車(EV)の試作車=5日、米ネバダ州ラスベガス 〔写真説明〕英高級車ベントレーの自動運転車ブランド「ホロン」が米家電IT見本市「CES」に出展した15人乗りの自動運転車=5日、米ネバダ州ラスベガス
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