院長が謝罪＝患者に粘着テープ―静岡

　静岡県南伊豆町の精神科病院「ふれあい南伊豆ホスピタル」の看護職員ら４人が入院患者の口に粘着テープを貼るなどしていた問題で、同病院の望月博院長らが２８日、記者会見し「今後起きないようにしていかなければならない」などと謝罪した。 　病院によると、５０～６０代の准看護師と看護職員、介護職員２人の計４人は２０２１年９月～今年３月、７０～８０代だった女性患者４人に対し、それぞれ口に粘着テープを貼ったり車いすを蹴ったりするなどした。けがはなかったという。 　グループ病院の「ふれあい沼津ホスピタル」（同県沼津市）では、看護師らが入院患者に殴る蹴るの暴行を加えていたことが判明しており、県警が捜査を進めている。　（了）【時事通信社】