starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

カスハラで「生活に変化」76%=「出勤が憂鬱に」トップ―直近3年の経験者・連合調査


 顧客や取引先による悪質なクレーム「カスタマー・ハラスメント(カスハラ)」を経験した人の76.4%が、出勤が憂鬱(ゆううつ)になるなど生活上に変化があったことが26日、連合の調査で分かった。  調査は11月、働く18~65歳を対象にインターネットで実施。直近3年間に自身か同じ職場の人がカスハラを受けた1000人の回答を分析した。  カスハラを自ら受けたことのある人に、その内容を複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは「暴言」で55.3%だった。「説教など権威的な態度」46.7%、「同じクレーム内容の執拗(しつよう)な繰り返し」32.4%、「威嚇・脅迫」31.9%などと続いた。  カスハラを受けたことで生活上の変化があったのは76.4%で、その内容は「出勤が憂鬱になった」が38.2%で最も多かった。このほか「心身に不調を来した」「仕事に集中できなくなった」「眠れなくなった」「人と会うのが怖くなった」などの順に多かった。  一方、対策の有無によって離職率などに差が出ている可能性も判明した。仕事を辞めたり、変えたりした回答者のうち、勤務先がカスハラに関する研修を実施していた人の割合は8.5%で、未実施67.6%が多くを占めていた。  直近5年間でカスハラが増えたと思う人は36.9%で、「減少した」の7.7%を大きく上回った。増加した理由で最も多かった回答は「格差、コロナ禍など社会の閉塞(へいそく)感などによるストレス」だった。  連合は「職場でのカスハラ対策の重要性が改めて浮き彫りになった」としている。 (了)【時事通信社】
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.