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記者拘束、最多の533人=ウクライナ戦争で死者増加―国際団体


 【パリ時事】国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団(RSF)」は14日、報道活動に関連して身柄を拘束されている全世界のジャーナリストが今月1日時点で533人に上り、1995年の記録開始後で最多だった昨年の488人を上回ったと発表した。仕事に関連して殺害されたジャーナリストも昨年の46人から57人に増え、RSFはロシアのウクライナ侵攻が一因だと指摘した。  拘束が最も多いのは中国で、汚職問題などを扱ったジャーナリストら110人が獄中生活を送る。頭部を覆うスカーフを適切に着用していなかったとして逮捕された女性が死亡したことをきっかけに、抗議デモが全国に広がったイランでは、47人のジャーナリストが拘束された。  ウクライナでは、ロシアの侵攻開始から半年間に8人のジャーナリストが命を落とした。米大陸も「ジャーナリストにとって最も危険な地域」となっており、メキシコで11人、ハイチで6人、ブラジルで3人が殺害された。  RSFのクリストフ・ドロワール事務局長は、独裁的で権威主義的な政権によるジャーナリスト投獄が、かつてないペースで広がっていると指摘。そうした政権に抵抗し「報道の自由と独立、情報の多元性という理想を守る全ての人々と積極的に連帯することが急務だ」と強調した。 【時事通信社】 〔写真説明〕イランの女性ジャーナリスト投獄関連の記事を掲載した新聞を読む男性=10月30日、テヘラン(EPA時事) 〔写真説明〕国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団(RSF)」のクリストフ・ドロワール事務局長=5月26日、スイス・ダボス(AFP時事)
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