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ウクライナ首都に無人機攻撃=米はパトリオット供与へ


 【ワシントン時事】ウクライナの首都キーウ(キエフ)で14日、爆発が起きた。ウクライナ当局は、ロシアがイラン製の無人機で攻撃を加えたが、防空システムで「全て」撃墜したと主張した。ロイター通信などが伝えた。電力施設などを狙ったロシアの攻撃が続いており、ウクライナは防空態勢強化を急いでいる。  イラン製無人機は、標的と衝突時に爆発する「自爆ドローン」として知られ、ロシアがウクライナに投入しているとされる。キーウのクリチコ市長によると、撃墜された無人機が行政庁舎2棟に当たり被害が出たが、犠牲者はいない。ゼレンスキー大統領はソーシャルメディアに投稿した動画で、「防空システムで13機全てが撃ち落とされた」と主張した。  一方、米CNNテレビなどは13日、米国がウクライナに地上配備型迎撃ミサイルシステム「パトリオット」の供与を検討していると伝えた。ウクライナのイェルマーク大統領府長官、レズニコフ国防相らと、米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)、オースティン国防長官らが電話協議し、重要インフラの防護強化で一致。パトリオットの供与も議題になったとみられる。ロイター通信によると、早ければ15日にも供与決定が発表される見通し。  パトリオットは米軍の主力防空システムで、戦局に影響を及ぼす可能性がある。ロシアのメドベージェフ前大統領は11月下旬、通信アプリで「北大西洋条約機構(NATO)がウクライナにパトリオットを提供すれば、直ちにわが軍の当然の標的になる」と主張。供与が決まれば、ロシア側の猛反発は必至だ。  ウクライナではロシアのミサイル攻撃により、キーウを含む全国で約1200万人が停電に見舞われている。ゼレンスキー大統領は13日開かれた国際会合にオンラインで出席し、「発電機は装甲車や防弾チョッキと同じくらい必要だ」と訴えた。 【時事通信社】 〔写真説明〕地上配備型迎撃ミサイルシステム「パトリオット」=5月6日、スロバキア中部スリアチ(EPA時事)
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