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辺野古軟弱地盤、手付かず=土砂投入きょう4年―沖縄


 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画を巡り、政府が名護市辺野古沿岸部に土砂を投入してから14日で4年となった。政府は埋め立て予定海域の一部を陸地化した一方、軟弱地盤が広がる辺野古崎東側の埋め立てには依然着手できていない。移設反対を堅持する県に対し、政府は工事を淡々と進めているが、完成時期は見通せないままだ。  埋め立て予定面積の3割弱に当たる辺野古崎南西側では、昨年4月に陸地化が完了。沖縄防衛局は土砂を着々と搬入し、南西側のかさ上げなどを進めている。ただ、手の付いていない東側を含めた計画全体の土砂投入量は、今年11月末時点で1割強にとどまっている。  防衛省は軟弱地盤改良のため、設計変更を県に申請。県は昨年12月、「事実上無意味なものとなる可能性がある」として不承認にした。防衛省の不服審査請求を受け、国土交通相が県の不承認処分を取り消したが、県が国を提訴し、法廷で争われることとなった。  計画断念を求める玉城デニー知事は、知事選や移設の是非を問う県民投票の結果を受け、「反対の民意は示された」と強調。一方、政府は辺野古移設が「唯一の解決策」とする姿勢を崩しておらず、計画の行方が不透明な状態は変わっていない。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕米軍普天間飛行場の移設に向けた工事で、土砂が投入され埋め立てられた名護市辺野古沿岸部の南西側(左奥)と軟弱地盤が見つかった東側(右手前)=2月25日、沖縄県名護市
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