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民間月着陸機、打ち上げ=国内ベンチャー、世界初目指す―米社ロケットで


 宇宙ベンチャー企業アイスペース(東京)が開発した初の月着陸機が日本時間の11日午後4時38分、米フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地から、スペースX社のファルコン9ロケットで打ち上げられた。来年4月末ごろ、民間が開発した探査機としては世界初の月着陸を目指す。  同社の月面探査プロジェクト「HAKUTO(ハクト)―R」の一環で、着陸機は今回が初飛行。高さ約2.3メートル、幅約2.6メートル(着陸用の脚展開時)、重さ約340キロあり、30キロの貨物を搭載できる。今回は宇宙航空研究開発機構(JAXA)とタカラトミーなどが開発した小型変形月面探査ロボットやアラブ首長国連邦の月面探査車などを月に届ける。  ロケットから分離された後、時間はかかるが必要な燃料が少ない軌道を飛行。来年4月末ごろに、月表面の「氷の海」と呼ばれる地域にあるアトラスクレーターへの着陸を試みる。   同社は、2024年に独自の月面探査車を乗せた着陸機、25年までに大型の着陸機の打ち上げを計画。月面への商業輸送サービスの事業化を目指す。  日本の月面探査を巡っては、11月16日に打ち上げられたJAXAの超小型探査機「OMOTENASHI(オモテナシ)」が、通信を確立できずに月着陸を断念した。JAXAはこのほか、来年度に着陸機「SLIM」の打ち上げを計画している。(了)【時事通信社】
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