starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

政治問題で「競技は二の次」?=集合写真でパフォーマンス―W杯サッカー敗戦の独で反省


 【ベルリン時事】サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会初戦で日本にまさかの敗北を喫したドイツに衝撃が広がっている。試合前は、同性愛が違法なカタールでの選手による性的少数者(LGBTなど)支持のアピールといった政治問題に話題が集中していた。「サッカーという競技は二の次だった」(独誌シュピーゲル)のかもしれないと反省が噴き出している。  ドイツ代表のノイアー主将は、大会でLGBTなどを支持する意味で虹色の主将用腕章を着用する予定だった。しかし、国際サッカー連盟(FIFA)が制裁の方針を示したため断念した。  日本戦を前にした写真撮影では、これに抗議する意図を込め、先発選手全員が口に手を当てて写真に写るパフォーマンスを披露した。  この問題は政界にも波及している。フェーザー内相は虹色の腕章を着用し現地で観戦した。  シュピーゲル誌は敗戦後「大会開始から数日間、本来この大会の存在理由であるサッカーという競技は二の次だった」と論じた。  独紙フランクフルター・アルゲマイネも「多くのドイツ人にとってW杯での最重要の疑問は、キックオフ時に解消された。ノイアーはFIFAの規定に従った腕章を着けていた」と、関心事はサッカー外にあったと皮肉を込めて伝えた。GKとして2失点を喫したノイアー主将は、腕章を着けるかで過度の注目を浴びていたと指摘し「腕章問題についてのチームの対応は、日本戦のピッチ上のパフォーマンスと同じ程度長く議論されるかもしれない」と予想している。 【時事通信社】 〔写真説明〕23日、ドーハでのサッカーワールドカップ(W杯)日本戦を前に口を覆うドイツ代表(AFP時事)
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.