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「大坂被告と一緒に殴った」=殺人罪服役の元少年証言―渋谷暴動


 1971年の渋谷暴動事件で現住建造物等放火や殺人などの罪に問われた過激派「中核派」のメンバー、大坂正明被告(73)の第5回公判が15日、東京地裁(高橋康明裁判長)であった。新潟県警から派遣された中村恒雄巡査=当時(21)=を殺害したとして、不定期刑が確定し服役した当時16歳の男性(67)が証人出廷し、「大坂被告と一緒に殴った」と証言した。  高等専門学校2年だった男性は検察側の尋問に対し、事件2日前に東京都内の大学で大坂被告を見掛けたと説明した。当日は、白いヘルメットに白っぽいスーツ姿の大坂被告が覆面もせず、右手で鉄パイプを振り上げながら「わー」と叫んで男性を追い越し、中村巡査とみられる機動隊員の頭を殴り、数人で取り囲み暴行したと証言。「自分も輪に入って、大坂被告の横で竹ざおで殴った。(隊員が)倒れていた路上に火炎瓶を投げ付けて発火させた」と語った。  一方、弁護側は、男性が逮捕後の取り調べで警察官から大坂被告の名前や写真を示されていたとして、証言は信用できないと主張。次回25日の公判で反対尋問を行う。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕東京地裁=東京都千代田区
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