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「良いプレーを見せたい」=亡き仲間思い、活躍誓う―サッカーW杯・酒井選手


 サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会の代表メンバーに選ばれた浦和レッズのDF酒井宏樹選手(32)。今年10月に、柏レイソルの下部組織で同期だった元日本代表のFW工藤壮人選手(32)が急死していた。「良いプレーを見せたい」。1日午後に開かれた記者会見でこう語り、亡き仲間の思いを胸に、3度目の大舞台での活躍を誓った。  酒井選手は2003年に柏レイソルU―15に加入。工藤選手らと切磋琢磨(せっさたくま)しながら、中高6年間を共に過ごした。  「黄金世代」と呼ばれ、09年には酒井選手や工藤選手ら6人が柏レイソルのトップチームに昇格した。同期から6人が昇格するのはクラブ史上最多で、今もなお塗り替えられていない。  激しいレギュラー争いが繰り広げられる中、両選手はトップチームでも頭角を現し、第一線で活躍を続けた。工藤選手が仲の良いチームメートに、酒井選手の名前を挙げたこともあった。  「工藤はリーダーだった。常に輪の中心にいた」。Jリーグの試合後、酒井選手がこう語ったように、工藤選手はみんなを引っ張っていく性格だった。控えめでおとなしいという酒井選手とは真逆のタイプだが、2人の絆は固かった。  代表決定を受け、埼玉スタジアムで行われた記者会見。工藤選手への思いを聞かれた酒井選手は穏やかな表情を見せつつ、気を引き締めるように語った。「W杯もそうですが、日頃からサッカー選手を続けている以上、良いプレーを見せてあげたいと思っています」。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕サッカーW杯カタール大会の代表メンバーに選ばれ、記者会見で日の丸を背負う酒井宏樹選手=1日、埼玉スタジアム 〔写真説明〕急死した元サッカー日本代表の工藤壮人選手=2013年7月、ソウル
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