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異例の3期目、習氏を称賛=官製メディアは「領袖」呼称―中国


 【北京時事】中国共産党の習近平総書記(国家主席)が異例の3期目入りを果たしたことを受け、党内で習氏を称賛する動きが広がっている。党高官は24日、党大会を振り返る記者会見で、習氏の権威を高めるスローガンを強調。官製メディアもかつて建国の父、毛沢東に使われた「領袖(りょうしゅう)」という呼称で習氏を持ち上げた。  党中央政策研究室の江金権主任は会見で、習氏の総書記就任後の10年間で得た成果の筆頭に「二つの確立」を挙げた。「二つの確立」は習氏の地位と思想に忠誠を誓うスローガン。党大会期間中も最高指導部メンバーや地方幹部らが繰り返し言及し、改正された党規約に明記されたとみられている。  江氏はまた、この10年で「国家の安全を守る能力が著しく向上した」と指摘。台湾、香港、新疆、チベット、南シナ海を挙げ、「原則問題で一歩も譲らず、外部勢力の挑発に効果的に対応し、確固たる意志で国家主権と安全、発展の利益を守った」と主張した。  24日付の党機関紙・人民日報は、3期目入りした習氏の顔写真を1面に大きく掲載。「偉大な時代には必ず、傑出した人物がいる。偉大な事業には必ず、人々の期待を集める領袖がいる」と習氏を持ち上げた。  軍機関紙・解放軍報も、習氏を「人民の領袖」と呼び、「(習氏の)指揮に断固従い、絶対的な忠誠を尽くす」と誓った。2027年の軍創設100年に合わせた「奮闘目標」を実現し、「世界一流の軍隊建設」を進めることも強調した。 【時事通信社】 〔写真説明〕中国共産党の習近平総書記(国家主席)の3期目入りを伝える党機関紙など=24日、北京市 〔写真説明〕記者会見する中国共産党中央政策研究室の江金権主任=24日、北京市内
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