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NHKキャップ死亡、労災認定=長時間労働で負担


 NHKは2日、2019年10月に死亡した40代の男性管理職について、渋谷労働基準監督署が労災認定したと発表した。長時間労働による負担があったとしている。  男性は首都圏放送センター(現首都圏局)で都庁キャップをしていた。東京五輪・パラリンピック問題や参院選などを取材し、時間外の拘束時間は亡くなる1カ月前が74時間、発症前5カ月は月平均92時間だった。自宅で家族が異変に気付き、病院で死亡が確認された。  NHKでは、同じ都庁担当で13年に心不全で亡くなった記者の佐戸未和さん=当時(31)=も長時間労働で労災認定されている。  NHKの安保華子理事は記者会見で「遺族に大変申し訳なく、心よりおわびします。再び労災認定を受けたことは痛恨の極みで、大変重く受け止めている」と陳謝した。  男性の遺族は代理人弁護士を通じ「幼い子どもを残し、突然人生が終わった夫の心情を考えると今も胸が張り裂ける思いです。職員や家族の人生や幸せを軽んじることのない団体に生まれ変わることを切に願っています」などとコメントした。 (了)【時事通信社】
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