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双葉町で新庁舎開庁式=11年半ぶり町内業務へ―福島


 東京電力福島第1原発事故以降、全町避難が続いている福島県双葉町で27日、町役場新庁舎の開庁式が行われた。業務開始は9月5日からで、役場の本体機能が町内に戻るのは約11年半ぶりとなる。  午前11時からの開庁式には、内堀雅雄県知事や秋葉賢也復興相、西村康稔経済産業相ら約80人が出席。町のコーラス隊による「双葉町民の歌」が披露され、伊沢史朗町長は「職員一同が町の復興に向けより一層尽力し、(新庁舎が)多くの方々が交流できる町づくりの拠点になるよう努める」とあいさつした。  新庁舎は、30日に避難指示が解除される「特定復興再生拠点区域」(復興拠点)内の、JR常磐線双葉駅東側に建てられた。総事業費は約14億6600万円で、最長75時間稼働する非常用電源なども整備した。   開庁式を知り、避難先の同県いわき市から訪れたという町民の山本正人さん(60)は「駅前に集える場所ができたのは大きい。失った町民同士のつながりを再構築するきっかけになってほしい」と話した。  旧庁舎は2011年の東日本大震災と余震などにより半壊認定を受けた。役場機能は埼玉県加須市などへの移転を経て、13年6月からいわき市に置かれていた。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕東日本大震災の被災当時で時計が止まり、物が散乱したままの双葉町旧庁舎内部=25日 〔写真説明〕福島県双葉町の旧庁舎から新庁舎応接室に運び込まれた「双葉町民の歌」の歌詞が書かれた掛け物=8月10日
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