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初代皇帝の「心臓」が里帰り=独立200周年でポルトガルから―ブラジル


 【サンパウロ時事】ブラジルの独立200周年記念日を控え、初代皇帝ペドロ1世のホルマリン漬けの心臓が没後初めて旧宗主国ポルトガルから「里帰り」し、23日に首都ブラジリアでボルソナロ大統領らの歓迎を受けた。ポルトガルの王位継承者だったペドロ1世はブラジルで摂政を務めていたが、ブラジルの地位をめぐって本国と対立し、1822年9月7日に独立を宣言した。  心臓は「国賓待遇」で迎えられ、ボルソナロ氏は式典で「(ポルトガルとの)二つの国家は一つの心臓でつながっている」と両国の絆を強調した。  ペドロ1世は1808年、フランスのナポレオン軍のポルトガル侵攻を受けて王室ごと植民地ブラジルに渡り、21年にポルトガル王室がリスボンに戻った後も残留。独立後の若い国を率いたが、31年に皇位を退き、ポルトガルに戻って34年に死去した。  遺言で心臓のみポルトガル北部ポルトの教会に安置。遺体の残りは1972年の独立150周年を記念し、独立宣言の舞台となったサンパウロの霊廟(れいびょう)に改葬された。 【時事通信社】 〔写真説明〕23日、ブラジリアで開かれた式典で運ばれるブラジル初代皇帝ペドロ1世の心臓が入った容器(EPA時事)
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