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出口側走行し衝突か=徐々に本線にはみ出す―高速バス炎上、9人死傷・愛知県警


 名古屋市北区の名古屋高速道路で路線バスが横転、炎上して9人が死傷した事故で、バスは出口に向かう車線を走行中、徐々に本線にはみ出し、分離帯に衝突したとみられることが23日、捜査関係者への取材で分かった。ふらついて走行していたとの目撃情報もあり、愛知県警は男性運転手(55)がハンドル操作を誤ったか、体調に異変が生じた可能性も含めて原因を慎重に調べる。  捜査関係者によると、バスは事故前、高速を降りるため、片側2車線の本線から車線変更し、小牧線豊山南出口に向かう右側の車線を走行。その後、再び本線側に戻る動きをし、分離帯に衝突した。制限速度の時速60キロ前後で減速せずに突っ込んだとみられ、急ハンドルを切るなどした形跡もないという。  県警は同日、バス運転手が何らかの原因で事故を起こしたとみて、運行会社のあおい交通(同県小牧市)を自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)容疑で家宅捜索。健康診断結果を押収し、運行日誌の任意提出も受けた。  死亡した2人は、司法解剖の結果、いずれも成人男性と判明。焼死の可能性が高く、県警は連絡が取れないバスの男性運転手と乗客とみて身元確認を進めている。   軽傷を負った7人のうち、バスの乗客は名古屋市などに住む28~53歳の男性6人と発表。いずれも後部の窓から脱出したとみられる。バスに追突した乗用車の運転手も同市の男性会社員(36)と確認した。  あおい交通の松浦秀則社長らは23日、本社で記者会見し、運転手の勤務状況などを明らかにした。前職を含め8年以上のバス運転歴があり、遅刻や無断欠勤はなく、健康状態も良好だったという。  事故は22日午前10時すぎに発生。名古屋市内から県営名古屋空港(同県豊山町)などへ向かう路線バスが横転、炎上し、2人が死亡、乗客ら7人が軽傷を負った。(了)【時事通信社】
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