米ＦＣＣ委員「ＴｉｋＴｏｋ排除を」＝中国懸念でアップルに要請

　【シリコンバレー時事】米連邦通信委員会（ＦＣＣ）のブレンダン・カー委員（共和党）は、アップルやグーグルに対し、中国系の短編動画投稿アプリ「ＴｉｋＴｏｋ（ティックトック）」をアプリストアから排除するよう呼び掛けた。米国民の情報に中国からアクセスできたことが「容認できない安全保障上のリスク」に当たると指摘、迅速な対応を求めた。 　「ティックトックは面白いビデオを共有するだけのアプリではない。羊の皮をかぶっている」。カー委員は、ツイッター上に公開したアップルとグーグルの首脳宛ての要請文で、このように批判した。排除に応じない場合は、７月８日までに説明するよう求めている。　【時事通信社】