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573人が新たに大富豪=コロナ禍で貧富の差拡大―NGO報告


 【ロンドン時事】新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るった過去2年間で、新たに573人が「大富豪」となった一方、貧富の差がさらに拡大していることが、国際NGOオックスファムの報告書で明らかになった。政財界トップが参加するスイス東部ダボスで開催中の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に合わせ、23日に公表された。  報告書によると、保有資産10億ドル(約1280億円)超の「ビリオネア」と呼ばれる大富豪は2年前に比べて573人増の2668人となった。保有資産の合計は約12兆7000億ドル(約1625兆円)に上る。このうち上位10人の大富豪だけで、世界全体の下位40%に当たる31億人よりも多くの資産を占有しているという。  過去2年間における大富豪の資産総額の増加額は、それ以前の23年間の合計を上回った。また、コロナ禍によって製薬業界で新たに40人が大富豪となった。  一方、報告書は、2022年だけで新たに約2億6300万人が極度の貧困状態に陥る恐れがあると指摘した。食料やエネルギーなど生活必需物資の価格高騰が低所得層の生活を特に圧迫する中、貧富の差の拡大が顕著となった。  オックスファムのガブリエラ・ブシェー事務局長は「この醜悪な不平等は、人類を結びつける絆を壊している」と訴えている。 【時事通信社】
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