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真鶴町長、自身を刑事告発へ=選挙人名簿コピー不正使用―神奈川


 神奈川県真鶴町の松本一彦町長(56)が2020年に町の選挙人名簿を不正にコピーし、自身の選挙などに利用した問題があり、町は9日、松本氏が自らを含む関係者を刑事告発すると発表した。同氏は問題発覚後に事実関係を認め辞職したが、21年の出直し町長選で再選されており、町長が自身を告発する異例の展開となった。  町が設置した第三者委員会は今年4月、松本氏の行為は公選法違反(職権乱用による選挙の自由妨害)など五つの罪に該当すると認定。同氏のほか、町選挙管理委員会の元書記長(58)らを刑事告発すべきだとしていた。  町は9日、「第三者委の報告書に沿い、町長が関係当事者に対する刑事告発と損害賠償請求を行う」とする松本氏のコメントを発表。同氏は町長を続投する意向を示しているという。   第三者委の報告書によると、当時町職員だった松本氏は20年2月、前年の県知事選で使われた選挙人名簿の抄本を、町役場の文書保管庫から持ち出してコピー。初出馬した同年9月の町長選で利用したほか、21年7月には元書記長を通じ、町議選に出馬を予定していた町議3人にコピーを渡した。  コピーした名簿には、選挙人の氏名や生年月日、性別、住所のほか、期日前投票や選挙日に投票したかどうかも記載されていた。第三者委は「順法意識が低く、責任感が軽い」と批判していた。(了)【時事通信社】
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