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東部戦線こう着=ロシア軍の物資不足一段と―ウクライナ


 【ロンドン時事】ウクライナでは1日から2日にかけ、東部ドンバス地方の支配拡大を目指すロシア軍とウクライナ軍の攻防が続いた。ロシア国防省は2日、ウクライナ軍のミグ29戦闘機1機を撃墜したと発表。ウクライナ側も各地でロシア軍の進撃を退けているもようで、英情報筋は「東部の戦線はおおむねこう着状態にある」との見方を示した。  ロイター通信が伝えたロシア国防省の発表では、戦闘機はドネツク州スラビャンスク付近で撃ち落とされた。スラビャンスクはウクライナ政府の支配下にある要衝で、ロシア軍が制圧すれば戦局に大きく影響するとみられている。ロシアはこのほか、武器庫や指揮センターなどウクライナの38の軍関連施設に攻撃を加えたとしている。  一方、ウクライナ国防省は2日の報告で、1日以降、ロシア側の攻撃を10回にわたって撃退したと発表。戦車2台と火砲17基、装甲戦闘車両38台を破壊したとし、「砲兵を含むロシアの地上部隊が大きな損害を被った」と主張した。  英情報筋は、東部での戦況が足踏みしている理由について「ロシア軍の(難点だった)長い補給線は短縮されたが、肝心の軍事物資の不足が一段と深刻化している」と指摘。ウクライナ軍については「米欧からの兵器供給の主要な中継地であるポーランドから離れており、武器の到着に時間を要しているようだ」と述べた。 【時事通信社】 〔写真説明〕1日、ウクライナ東部ドネツク州にある避難民用仮設住宅付近で、装甲兵員輸送車に乗る親ロシア派の兵士(ロイター時事) 〔写真説明〕治療や休息のため、前線から戻ったウクライナ兵=4月30日、東部ドネツク州クラマトルスク近郊(AFP時事)
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