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マクロン氏、謙虚=ルペン氏、善戦に歓声―仏大統領選


 【パリ時事】フランス大統領決選投票を制したマクロン大統領は24日夜(日本時間25日未明)、パリ市内の公園に集まった支持者らに迎えられ、エッフェル塔を背景に勝利演説した。勝ったとはいえ、5年前より差を縮められた厳しい結果。「示された意見の分裂を連日尊重する。より公平で平等な社会のために働き続ける」と表明し、これまでにない謙虚な姿勢を見せた。  マクロン氏は24日午後9時半(同25日午前4時半)ごろ、ブリジット夫人と共に会場に到着。「今や私は一陣営の候補ではなく、みんなの大統領だ」と声援に応えた。  しかし、世論調査では一時、極右政党「国民連合(RN)」のルペン候補との接戦になった。「極右を阻止するために私に投票した人が多いことも分かっている」と述べ、国民の不満に耳を傾ける姿勢を示した。  仏紙レゼコーは「もう以前のようにはいかないとマクロン氏自身が理解したのだろう」と語る労働組合幹部の声を伝えている。再選を決めても、突き抜けるような祝賀には程遠い。  一方、ルペン氏は、投票終了後間もない24日午後8時(同25日午前3時)すぎ、パリ市内の会場で、支持者らの歓声に迎えられて登壇した。2017年の前回選挙から大きく得票率を伸ばした。「心から感謝する」と表明した。  「この敗北で希望を感じずにはいられない。政府と欧州連合(EU)に反対する仏国民の(RNへの)期待は大きい」と総括してみせた。さらに「マクロン氏に反対する全ての人を結集させたい」と述べ、6月の総選挙へ決意を新たにした。 【時事通信社】 〔写真説明〕24日、パリで、ブリジット夫人(左)と並んで、支持者に手を振るマクロン大統領(AFP時事) 〔写真説明〕24日、パリで、再選を確実にし、祝福されるマクロン大統領(AFP時事) 〔写真説明〕24日、パリで、笑顔を見せる仏極右政党「国民連合(RN)」のルペン候補(AFP時事)
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