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駅のロシア語案内覆い隠す=JR東日本、批判受け撤回―東京


 ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、JR東日本が4月上旬から、恵比寿駅(東京都渋谷区)に設置されたロシア語の案内表示を覆い隠していたことが15日、同社への取材で分かった。複数の利用客からロシア語表記を疑問視する意見が寄せられたことを受けての対応だったが、インターネット交流サイト(SNS)では「差別に当たる」との批判が続出。同社は同日から元に戻した。  JR東によると、案内は恵比寿駅の西口改札内に掲示。東京メトロ日比谷線への乗り換え客向けに日本語のほか、英語、韓国語、ロシア語で「六本木」「中目黒」と書かれていた。   案内表示は、港区のロシア大使館が日比谷線沿線にあることや、昨年夏の東京五輪に伴う訪日客増加を見込んで2018年に設置された。  ところが、ウクライナ侵攻後に利用客から「不快だ」といった複数の意見が寄せられ、JR東は今月7日からロシア語表記の上に「調整中」と書かれた白い紙を貼り付けて覆い隠していた。  JR東は非表示とした理由を「外国語の案内表示の整理を検討しており、複合的に判断した」と説明していた。しかし、差別に当たるとの批判を受け、「ニーズがあるため表示が妥当と判断した」と一転して紙を外して元に戻すことを決めた。  JR東は「お騒がせして申し訳ない。今後も適切な案内ができるよう努めたい」としている。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ロシア語の乗り換え案内(右上)が再表示されたJR恵比寿駅の西口改札内=15日午前、東京都渋谷区
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