李家超氏、信任投票で長官就任へ＝当選は確実―香港

　【香港時事】香港で１４日、来月８日に迫った行政長官選挙の立候補の受け付けが締め切られた。中国政府が「唯一の候補者」と認めた前政務官の李家超氏（６４）のみが届け出ており、親中派の形式的な信任投票を経て当選するのは確実だ。 　李氏は１３日までに、投票権を持つ親中派らで構成される選挙委員会（定数１５００）の過半数から推薦を得た。今月上旬に中国側が李氏の後ろ盾となることが明らかになった後、経済界をはじめとした各界の重鎮は続々と賛同を表明。選挙委の信任投票では、圧倒的な支持票を集める見込み。　【時事通信社】 〔写真説明〕１３日、香港で行政長官選挙への立候補届け出を前に手を振る香港政府前政務官の李家超氏（ＡＦＰ時事）